りはろぐ|身体の仕組みを伝えるリハビリブログ

ピラティスサロン&スクール Reed Green 川本達也の公式ブログ

痛みの原因〜当店でのアプローチ方法〜

こんにちは。Tatsuya@PT,pilatesです。

当ブログは

  1. からだの歪みを整えて正しい骨格ラインに導くことで痛みを改善
  2. 正しい動作を獲得して、痛みや歪みが再発しないからだ作り

痛みを改善するために2つのコンセプトを元にこのブログを運営しています。

これからお伝えする痛みの原因を知ることで、上記コンセプトがとても大切であることがご理解できると思います。

痛みの原因

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当店で対応できる痛みは主に肩こり、肩痛、腰痛、膝痛などの慢性痛になります。

慢性痛にはさまざまな原因がありますが、

  • 軟部組織(筋肉・神経など)の機能低下・変性によるもの
  • 脳機能の不具合によるもの
  • 生活習慣によるもの
  • 栄養状態の悪化によるもの

主にこの4つが挙げられ、それらが複合的に絡んできます。

例:腰痛

例えば、腰痛の原因の1つである"骨盤の歪み"

これは生活の中で左右非対称な姿勢を長時間続けたりすることで(生活習慣)

筋力に左右差が生まれ(軟部組織の機能低下・変性)

骨盤が歪んだことに気づかないまま過ごしてしまうことで(脳機能の不具合)

慢性的な腰痛を起こしてしまいます。

 

また、腰痛をお持ちの方は特に何も意識していないのに、腰回りの筋肉がカチコチになりやすいです。

これも実は脳機能の不具合によるものであり、マッサージなどを受けてもまたすぐに筋肉が硬くなってしまう。といった問題を起こしてしまいます。

例:膝痛

膝の痛みの原因は、膝関節を構成する半月板などが擦り減ってしまうことだというのは皆さんご存知だと思います。(軟部組織の変性)

ですが、この軟部組織の変性がなぜ起こるのかを知っているでしょうか?

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イラストを見ると、なんとなくわかると思います。

脚のライン、つまり脚の骨の組み合わせが崩れまま、日々動作を繰り返しているため、軟部組織の変性が起こってしまいます。(生活習慣)

 

骨や関節を構成する軟部組織は、皮膚のターンオーバーと同じように、日々破壊と再生を繰り返しています。

ですが、毎日の食習慣の中で壊れてしまった軟部組織を修復するための栄養が足りなければ、変性が進んでしまいます。(栄養状態の悪化)

そして膝の痛みが慢性化してしまうのです。

 

このように、始めに挙げた4つの原因が絡み合ってしまうため、痛みから逃げるためには「痛み止めの薬を飲む」「手術をする」といった対応を取るしかなくなります。

※薬を飲むことは絶対に良くない!!という過激な人もいらっしゃいますが、個人的には薬を飲むことが悪いことだと思いません。

当店での慢性痛へのアプローチ方法

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当店では施術と運動療法を組み合わせてアプローチし、更に日々のお食事の内容の見直しも行なっています。

施術だけではなかなか生活習慣を変えることは難しく、一時的にしか痛みを改善できないことが多いため、運動療法・食事療法を組み合わせています。

(もちろん施術だけで良くなる方もいらっしゃいます) 

アプローチ方法をまとめると、

  • 施術→軟部組織の機能向上
  • 運動療法→脳機能の不具合を修正、生活習慣を改善
  • 食事療法→栄養状態を改善

となります。

コンセプトである、

  1. からだの歪みを整えて正しい骨格ラインに導くことで痛みを改善
  2. 正しい動作を獲得して、痛みや歪みが再発しないからだ作り

この2つは施術と運動療法によるものであり、それにプラスアルファで食事療法を組み合わせたものが当店のアプローチになります。

 

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