こんにちは。Tatsuya@PT,pilatesです。
前回は歩くなどの動作をするときに〔股関節-膝-足関節〕ラインについてお伝えしました。
今回が姿勢チェックシリーズの最後で、骨盤のチェックについてご説明します。
関連記事①>>正しい姿勢の目安
関連記事②>>肋骨が飛び出ていませんか?
関連記事③>>内巻き肩で肩の位置が前方にありませんか?
関連記事④>>股関節が前方にズレていませんか?
関連記事⑤>>正面から見た姿勢の一番大切なポイント
関連記事⑥>>肩の高さの違いは、骨格全体の崩れが原因です
立ったときに骨盤の三角形が床と垂直ですか?
右イラストの骨盤部分のチェック
- 〔両上前腸骨棘-恥骨を結んだ三角形〕が床と垂直
こちらを見ていきたいと思います。
骨盤部分を拡大すると
三角形の上部分、骨盤の左右の飛び出ている部位を"上前腸骨棘(じょうぜんちょうこつきょく)" 、
三角形の下部分を"恥骨(ちこつ)"と言います。
左右の上前腸骨棘と恥骨を結んだ三角形(前方トライアングル)が床面に対して垂直になっていたら、このチェックはokです。
この骨盤チェックで何がわかるの?
この骨盤チェックでは、以下の2つを確認することができます。
- 身体全体に対して骨盤が正しい位置にあるか?
- 骨盤自体が歪んでいるか?
1.身体全体に対して骨盤が正しい位置にあるか?
上の写真のように骨盤の三角形が上や下に向いている場合、姿勢が全体的に崩れている可能性があります。
姿勢が崩れているということは、骨格全体の崩れを起こしているため、痛みを起こしたり既に痛みを起こしやすい状態ですね。
関連記事>>痛みと姿勢の関係
2.骨盤自体が歪んでいるか?
もうこれはイラストを見ればわかると思いますが、両方の上前腸骨棘の高さが違えば骨盤自体が歪んでいる可能性があります。
まとめ
ということで姿勢チェックシリーズは終わりになります。
次回はこれまでの姿勢チェックをまとめます。