こんにちは。
以前ブログでピラティスについてお伝えしました。
今回のその第2段で、ピラティスをすることによる効果についてお伝えします。
インナーマッスル
ピラティスによる効果として、"インナーマッスルの強化"は"姿勢改善"と同じくらいよく言われているのではないでしょうか?
まずはこのインナーマッスルについてご説明します。
インナーマッスルとは
インナーマッスルと聞くとどんな筋肉をイメージしますか?
たぶんお腹回りの奥にある筋肉を想像する方が多いと思います。
もちろんお腹周りにインナーマッスルは存在しますが、実はお腹以外の全身の各関節にインナーマッスルが存在しています。
例えば肩関節なら、
この4つが一般的にインナーマッスルとして挙げられます。
各関節に存在するインナーマッスルは関節の安定化作用など、とても大切な役割があるのですが、機能低下しやすいといった特徴があります。
具体的には、
- 関節が動くときにインナーマッスルだけ収縮してくれない
といった問題が起こります。
これはインナーマッスルを触れながら動作をしてみると、その触れている筋肉が収縮していないことがわかるのですが、動きの中でチェックする必要があるので専門家でないと難しいかと思います。
※身体の専門家でも、ここのチェックが抜けている人がとても多いです。
運動・動作におけるインナーマッスルの役割
人は基本的に、インナーマッスルとその反対、アウターマッスルが協働して動作を行います。
イメージにすると
こんな感じでしょうか。
各筋肉が協力して働いてくれることで、運動や動作をすることができます。
ですが、慢性痛などが起こりインナーマッスルが機能しなくなると
このようにインナーマッスルとアウターマッスルの協力関係が崩れてしまいます。
そして使い過ぎたアウターマッスルは硬くなります。
五十肩で知られる上腕二頭筋の過剰な収縮による長頭腱炎は、その最も典型的な例ですね。
インナーマッスルを活性化するには
機能低下を起こしたインナーマッスルを活性化するには、骨格ラインを整えることが一番です。
※これはエビデンス云々ではなく、実際に体験すれば納得します。
ピラティスは、骨格ラインと整えながらエクササイズをしますので、インナーマッスルが確実に強化されます。
そしてエクササイズの負荷を調整することでインナーマッスルとアウターマッスルの協働収縮が可能となり、正しい動作の獲得に繋がります。
つまりピラティスには
- インナーマッスルの強化
- インナーマッスルとアウターマッスルを協力させる
- その上で正しい動きを獲得する
この3つの効果を得られることができるのです。
まとめ
今回はピラティスによって得られる効果の内、"インナーマッスル"についてピックアップしました。
結局は「普段あまり使われない筋肉をピラティスで使っていきましょうね」という感じです(笑)
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