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肩の高さの違いは、骨格全体の崩れが原因です

こんにちは。Tatsuya@PT,pilatesです。

前回は姿勢チェックで最も大切なポイントについてお伝えしました。

今回は多くの人がよく気づく、肩の高さについてのチェックと注意点についてお伝えします。

関連記事①>>正しい姿勢の目安
関連記事②>>肋骨が飛び出ていませんか?
関連記事③>>内巻き肩で肩の位置が前方にありませんか?
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肩の高さのチェック

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イラストの右側、

  • 〔両方の肩〕が平行

これは鏡で確認すると容易に確認できると思います。

初めてのセッションで『私、肩の高さが違うんです!』と訴えられる人も多くいらっしゃいます。

でも実はこの肩の高さの違いは、多くの場合、骨格全体の問題であることが考えられます。

肩の高さの違いは、骨格全体の崩れによるもの

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イラストを 見てわかると思いますが、土台となる脚や骨盤、肋骨が歪み左右差があると、当然ながら肩の高さも変わってしまいます。

服を着たままだと、どうしても肩の高さなどのわかりやすい部分が気になってしまいますよね。

でも実際は脚の崩れ、骨盤や肋骨自体の歪みもチェックが必要です。

どうやって整えればいいの?

肩の高さだけを揃えても、あまり意味がないので、脚・骨盤・肋骨の歪みを修正しなければなりませんが、さすがに自分で直すことは難しいですよね。

なのでプロの方にお任せするのが一番です。

身近にいるセラピストやトレーナーに身体をチェックしてもらって、ご自身でも歪みを直せる体操などを教えてもらうのがベストです。

骨格の歪みは放置しても生活には困りません。

ですがその歪みは加齢とともに関節の変形や拘縮などを作り出すので、気付いたら手遅れになっていた!なんてこともあります。

(というよりリハビリの現場では、ほとんどの高齢者がその状態です...)

今回は以上になります。

関連記事>>肩周りの見た目(なで肩・いかり肩・巻き肩)とそのチェック方法