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肩周りの見た目(なで肩・いかり肩・巻き肩)とそのチェック方法

こんにちは。Tatsuya@PT,pilatesです。

前回は脚の骨格ラインについてお伝えしましたが、今回は肩周りの見た目とそのチェック方法についてお伝えします。

肩甲骨の位置のチェック方法

肩周りの見た目のお悩みは、一般的になで肩・いかり肩・巻き肩の3つがあります。

まずは自分自身やお客様がどのタイプなのかを知る必要がありますが、簡易的なチェック方法がありますのでお伝えします。

肩甲骨の位置をチェックするのが簡易的だと思いますので、まずは肩甲骨が正しい位置にあるかをチェックしましょう。

※なで肩やいかり肩の基準は検索するとすぐに論文が出てきますが、レントゲンが必要だったり、鎖骨の角度を測らないといけないので、判定が難しいです。よって今回は肩甲骨を利用した簡易的なチェック方法の説明になります。

肩甲骨の正しい位置は

  1. 肩甲骨の上角と第2胸椎が同じ高さ
  2. 肩甲骨の下角と第7胸椎が同じ高さ
  3. 肩甲骨の内側縁と棘突起の間が指2〜3本分

これら3つの基準を満たしている場合、肩甲骨が正しい位置にあります。

※書籍などにより基準に若干の違いがあります

そしてこれらの基準から逸脱している場合をなで肩・いかり肩・巻き肩として考えていきます。

  • 肩甲骨が正しい位置よりも下制している → なで肩
  • 肩甲骨が正しい位置よりも挙上している → いかり肩
  • 肩甲骨が正しい位置よりも外転(+内旋)している → 巻き肩

このようにすれば、肩甲骨の位置をチェックしやすいです。

チェックができたら、それぞれの特徴を見ていきます。

関連記事>>肩の高さの違いは、骨格全体の崩れが原因です

 

なで肩の特徴と原因

先程のチェック方法から、なで肩は肩甲骨が正しい位置よりも落ちている状態になります。

運動不足や筋力低下により重力に負けて、肩甲骨が下方に落ちていることが大半の原因になります。

肩甲骨周りの筋トレを行うことが一番の解決方法です。

なで肩と猫背の関係

肩甲骨は肋骨に乗っている状態であるため、骨連鎖により猫背になると肩甲骨は挙上し、いかり肩になるはずです。

しかし、多くの場合は猫背+なで肩となっています。

その猫背を修正すると、肩甲骨は肋骨から落ちる形になりますので、なで肩がさらに強調されます。

そのため結局は肩甲骨周りの筋群の筋力低下が、なで肩の原因になります。

※『猫背になるとなで肩になるから、猫背を直せばいい』← 多くの記事で見かけるこの理論は間違っています。猫背を直すと、骨連鎖により肩甲骨はさらに下制しなで肩が強くなります。デスクワークは確かに猫背になりますが、なで肩は筋力低下が原因です。

関連記事①>>猫背による身体の影響は!?肩こりや呼吸との関連も解説します
関連記事②>>姿勢から見るストレッチのポイント〜猫背編〜

いかり肩の特徴と原因

いかり肩は肩甲骨が正しい位置よりも挙上している状態です。

僧帽筋や肩甲挙筋といった肩凝りの筋群が短く硬くなっていて、肩甲骨が挙上しているのですが、それらをマッサージなどでほぐしても、すぐにまた肩が凝ってしまいます。

これは肩凝りの筋群が原因ではなく、他に原因があるからです。

ほとんどの場合は、脊柱(特に頚椎)や胸郭の歪みなどが問題になっており、それらに対してのアプローチをしないと、いつまで経ってもいかり肩や肩凝りが改善しません。

猫背+いかり肩の場合は、まず猫背を直すのがセオリーとなります。

巻き肩の特徴と原因

巻き肩は肩甲骨の正しい位置よりも外転(+内旋)している状態です。

巻き肩もなで肩やいかり肩と同じく、猫背などの骨格の崩れと同時に起こるものが多いです。

また、大胸筋などの前面にある筋群と背中側の筋群のアンバランスさにより、巻き肩になってしまいます。

この場合、骨格の崩れを整えながら、筋肉のアンバランスさを改善することがポイントになります。

関連記事>>内巻き肩で肩の位置が前方にありませんか?

 

まとめ

肩甲骨の正しい位置のチェック方法となで肩などの特徴や原因をお伝えしました。

肩周りの見た目がどんな状態であっても、全身の骨格を修正しながらアプローチしなければなりません。

骨格を修正した上で、もう一度肩甲骨の位置をチェックする必要もあります。

今回は以上になります。