りはろぐ|身体の仕組みを伝えるリハビリブログ

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正面から見た姿勢の一番大切なポイント

こんにちは。

前回は股関節の位置と、ついでに膝の位置のチェック方法をお伝えしました。

今回からは身体を真正面から見た時の姿勢チェックをしていきます。

関連記事①>>正しい姿勢の目安
関連記事②>>肋骨が飛び出ていませんか?
関連記事③>>内巻き肩で肩の位置が前方にありませんか?

頭-肋骨-骨盤が左右対称でまっすぐ一直線ですか?

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イラスト右側をチェックしていくのですが、この中で一番大切なのは

  • 〔鼻-みぞおち-臍-恥骨〕が床と垂直

の項目です。

ですがこのチェックはみぞおち部分がどうしてもわかりにくいので、ざっくりと

  • 頭-肋骨-骨盤が左右対称でまっすぐ一直線

かどうかを確認してみましょう。

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上のイラストを見ながら全身鏡で確認するとわかりやすいと思います。

ついでに、

  • 床に下ろしたラインが両足の真ん中に来る

こちらもなんとなく確認してみてください。

足裏にかかっている体重が非対称であれば、このラインが両足の真ん中にないことがわかるかと思います。

 

頭・肋骨・骨盤の各ブロックが左右にズレている場合は

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こんな感じで骨格に歪みがあり、実際には回旋という捻れが起こっています。

身体への影響は?

頭・肋骨・骨盤の各ブロックのズレ、つまり骨格が歪んでいると、筋肉に力が入りにくくなります。

(歪んでいる状態と整った状態では筋力にかなりの差が出ます)

そして、

  1. どこかに痛みを生じやすい
  2. 変形を起こしやすい

この2つが問題となりやすいです。

筋力が上手く発揮できないので、身体を支えることができずに、痛みや変形を起こしてしまうのです。

骨格を整えてから運動をしましょう

どんな運動も身体にとっては良いことばかりです。

ですが、骨格が歪んだままだとどうでしょうか?

歪んだまま運動をして、歪みが取れることはありません。

まずは鏡の前に立ち、歪みを少しでも修正してから運動をスタートしてくださいね。