こんにちは。
前回まで姿勢チェックシリーズをお伝えしてきました。
今回は、私が普段サロンで提供しているボディワークである、pilates(ピラティス)についてお伝えしたいと思います。
ピラティスとは?
「ピラティスってなんですか?ヨガですか?」
このようなことをよく聞かれます。
ピラティスは100年程前に、ドイツの従軍看護師ジョセフ・ヒューベルトゥス・ピラティス氏が考案された、"運動障害のリハビリテーションと身体運動"です。
※実は看護師ではなく捕虜だった。という記録もあります。
リハビリの一種だと思っていただければokです。
ヨガと違い、ストレッチに加え筋力強化や身体のバランス、骨格にフォーカスしたボディワークになります。
ご高齢の方には『体を整える運動』としか説明していません(笑)
このブログでもピラティスというより"運動"とお伝えしています。
ピラティスの効果
ピラティスは寝たままできるものからアクロバティックなものまで、エクササイズに幅があるので、高齢者からトップアスリートにも効果的です。
ダイエットや美容面にも効果的ですよね。実際ピラティスをしていたら自然と痩せることができたお客様も多くいらっしゃいます。
私は理学療法士ですし、姿勢改善や痛み改善が主ですので、その2つの効果についてお伝えします。
崩れた姿勢の改善
姿勢の崩れは、ケガや病気によるものを除けば、ほとんどが日常での生活習慣や動作による癖などが原因になります。
ピラティスは崩れた姿勢を改善するためにとても効果的です。
特にリフォーマー(上写真)やチェアといった専用マシンでのエクササイズは、全身の使われていない筋肉を活性化して、骨格を整え姿勢を改善することができます。
慢性的な痛みの改善
このブログのコンセプトである
- からだの歪みを整えて正しい骨格ラインに導くことで痛みを改善
- 正しい動作を獲得して、痛みや歪みが再発しないからだ作り
これを達成するためにピラティスを活用しています。
ピラティスは、体幹やインナーマッスルの強化するための運動として広まっていますが、実はそれは間違いであり、体幹だけでなく、肩回りや股関節、下肢の筋力強化などにも効果的です。
ですので、腰痛だけでなく肩や膝など、全身のあらゆる部位の痛み改善が可能です。
ピラティスを通して正しい姿勢・動作を身につけることで、庭の手入れといった生活場面での痛みが出てしまうような動作を、正しい動きに導くことができます。
まとめ
ということで、ピラティスの効果を2つまとめました。
実際は、痛み改善にはピラティス以外のメソッドを組み合わせています。
今後も少しずつピラティスのことを書ければ、と思います。