こんにちは。
前回は、肩の高さの違いは骨格全体の崩れなので、全身を見ましょうね。ということをお伝えしました。
今回は正面から見た時の脚のラインについてお伝えします。
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関連記事③>>内巻き肩で肩の位置が前方にありませんか?
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動くときに〔股関節-膝-足関節〕ラインが揃っていますか?
イラスト右下の
- 〔股関節-膝-足関節〕が床と垂直
実はこの脚ラインは立っている状態だと、男女差もあって、このチェックはあまり意味がありません。
このチェックが重要なのは、歩くときやしゃがむ時などの動く時になります。
動作をするときに膝が内側を向いていたり、爪先が外側に向いてないでしょうか?
- 膝→お皿の位置
- 足関節→爪先の向き
この2つをチェックするとわかりやすいです。
ちなみに上の写真のランニングしている女性は、膝・爪先の向きがともにこのチェックに引っかかっています。
※このチェックの許容範囲はせいぜい5〜10°です。それ以上はNGになります。
〔股関節-膝-足関節〕ラインが揃ってない場合の身体への影響
脚ラインが揃ってない場合、股関節・膝関節・足関節がズレて緩み不安定になっています。
その状態だと痛みが出やすいですよね。
スポーツ選手だと、膝の前十字靭帯を損傷している人にこの脚ラインの崩れが頻繁に見られます。
変形性膝関節症の人も、このチェックにほとんど引っかかります。
元々、ケガをしたことがなく痛みもない人でも、脚ラインの崩れがあれば、痛みが出る可能性は十分にあります。
ということで、ウォーキングやジョギング、スポーツをするときに
〔股関節-膝-足関節〕ラインが揃っているか?
をご自身で確認してみてくださいね。